保湿成分のセラミドが失われるとバリヤ機能が低下する!

 

体に害を与える紫外線やさまざまな外的刺激を

肌内部に入り込まないようにブロックし、

また、肌内部の水分蒸発を防ぐ働きを担っているのが

角質層のバリヤ機能です。

 

バリヤ機能は、

表皮の一番上にあるわずか0.02mmという

薄い膜のような角質層の中に、

レンガ状に約20層積み重ねられた角質細胞を

角質間細胞脂質といわれるセラミドなどが、

しっかりとつなぎ留めていることで形成されています。

 

このバリヤ機能のおかげで、

肌に触れるものや紫外線などの外的刺激が

肌内部に入り込まないように食い止めて肌トラブルを防ぎ、

さらに、肌内部の水分量を維持して乾燥から肌を守っています。

 

洗顔するときに石鹸が肌にしみ込まなかったり、

海に潜っても塩分がしみ込まないのは、

このバリヤ機能の働きによるものです。

 

しかし、このバリヤ機能を形成しているセラミドは、

年齢を重ねるとともに加齢の影響で

体内での生産量は減少して徐々に失われていきます。

すると、レンガ状に積み重なった角質細胞を支えきれなくなって

不安定な状態になり、

一部が剥がれ落ちるなどしてバリヤ機能が低下してしまいます。

 

このようにバリヤ機能が低下すると、

肌内部の水分が蒸発するとともに、

外的刺激が肌内部に入り込みやすくなり、

紫外線は表皮を通り越して真皮まで到達し、

消えないシミをつくり、肌老化を加速するなど、

さまざまな肌のトラブルを招くことになります。

 

また、髪の毛や衣類が触れただけでかゆくなったり、

化粧水がしみて赤くかぶれるなど、

ちょっとした刺激にも反応するようになります。

 

これが敏感肌の症状です。

 

もともと生まれながらアレルギー体質で

敏感肌という方もいらっしゃいますが、

間違ったスキンケアなどからバリヤ機能を壊してしまい、

敏感肌に陥ってしまうというケースもよくあるので注意して下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうしたバリヤ機能の低下は

セラミドなどの保湿成分が失われることで起こりますが、

バリヤ機能を保つスキンケアとしては、

保湿成分を含んだ美容液でしっかりと保湿することが必要です。

 

しかし、失われた肌の水分を補給しようと、

化粧水をたっぷりと与えればいいと思い込んでいる方も

いらっしゃるようですが、

水分は直ぐに蒸発してしまうので保湿にはなりません。

 

角質層の中で水分保持の働きをしているのは、

セラミドがその働きの約40%を占め、

残りの60%には、スフィンゴ脂質や遊離脂肪酸などがあります。

 

ですので、保湿するにはセラミド、スフィンゴ脂質、レシチン、

それに、真皮に存在するヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチンなどを

含んだ美容液が有効になります。

 

 

 

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