紫外線はコラーゲンを老化させ肌細胞まで傷つける
春から夏にかけて気になるのが紫外線ですが、紫外線を浴びすぎると肌に、さまざまな悪影響を与えてしまいます。
皮膚に吸収された紫外線は皮膚に炎症を起こしますが、皮膚が赤くなるのがその症状です。
そして、熱をもったり、痛みが出たりします。
また、皮膚のなかのコラーゲンを老化させたりします。
コラーゲンが老化するというのは皮膚が薄くなり、弾力がなくなってしまい、その結果、肌にハリがなくなり、シワができやすくなります。
そして紫外線は、皮膚の細胞も傷つけてしまうのです。
肌の細胞の中のDNAを傷つけてしまうのですが、傷ついた細胞はコラーゲンを作る働きが弱まり、皮膚癌のもとになるのです。
DNAは傷ついた数が多いと修復しきれずに、傷ついた遺伝子情報のまま細胞が作られて、皮膚癌になってしまうのです。
皮膚癌のなかでも、基底細胞癌が紫外線により起こる最も多い皮膚癌になっています。
また、紫外線は、何と9割が肌の老化を促す原因となっているのです。
大人になってから紫外線を多く浴びるよりも、子供の頃に多くの紫外線を浴びたほうが大人になってから皮膚癌を発症しやすいのです。
ですから、子供の時から紫外線対策をしっかりと行っておきましょう。