少しでも効率の良いダイエットを:食事習慣の見直し
現在、最も効率の良いとされているダイエット法は、食事コントロールと有酸素運動と筋力トレーニングの3本柱で行うことです。
どれを欠いても、なかなか期待する効果が現れない、あるいは一時的に痩せてもリバウンドする恐れがありますので、この3本柱を併行し、何をどうするか、計画を立てて進めることが大切です。
その中で食事コントロールは、いくつかの注意が必要です。
まず一日の総カロリーを設定します。
BMIという体格指数から適正体重を求め、そして総カロリーが決まります。
これを一日の各食事に割り振るのです。
ただし、せっかくの見直しですから、工夫を凝らしてみます。
総カロリーから3大栄養素の必要量を求めた時、それを3食で割ると、少し都合が悪いことが発生します。
具体的にいうと、タンパク質や炭水化物の摂取量には上限があり、その数値を超えるとタンパク質も炭水化物も、脂肪として体内に蓄えられることになるのです。
これはダイエットには由々しきことです。
せっかく正しい総カロリーを決めても、減らすべき脂肪を余計に摂取してしまうのと同じだからです。
そこで工夫すべきは、1日3食の習慣を、1日5食にすることです。
会社勤めの方は、1日5食という食事習慣は難しいと思いますが、もし、可能であれば試してみて下さい。
1日3食と同じ総摂取量でも、5回の食事で分けると、体脂肪になりにくくなり、タンパク質や炭水化物の摂取可能量上限に収めることができます。
これらを試してみた上で、経過を判断し計画通り進めるか見直すかを決め、引き続きダイエットに取り組んでみましょう!