体脂肪は生きていくうえで絶対に欠かせないものですが・・・

 

ダイエットを始めようとした時、まず最初のターゲットは、

ほとんどの人が「余分な体脂肪を減らす・・・」ということになると思います。

 

ダイエットを志す人や肥満体型の人からすれば、

「体脂肪」と聞くだけで憂鬱な気分に陥り、体に不要な邪魔者で、

悪い影響だけを与える存在という思いがあるのではないでしょうか。

 

本来、体内に存在する脂肪は、飢餓状態になった時でも、

栄養が摂取できるように貯蔵庫の役割をし、

さらに、体温を保持したり、衝撃から体を守るプロテクターや

クッションのような役目も担い、

人が生きていくうえで絶対に欠かせない栄養素になります。

 

しかし、それは適度な量の範囲以内のことで、

当然、増え過ぎれば増え過ぎるほど体に悪影響を与えて、

完全に悪者になってしまいます。

 

好きなものを好きなだけ食べて、飲んで、

しかも運動は全くしないという生活が続けば、

あっという間に、お腹まわりに体脂肪が蓄積して肥満体型に変わっていきます。

 

また、「若い頃の食事量と変わらないし、特に食べ過ぎていない・・・」

と思っている人でも、これといった運動を何もしていないと、

年齢を重ねるとともに基礎代謝量が低下し、

1日当たりの総消費エネルギー量が減って、

若い頃と同じ量の食事では食べ過ぎになってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポッコリお腹が目立つ肥満体型になってからでは、

なかなか簡単には落とすことができません。

 

体脂肪は“つきやすいけど、落ちにくい”ということを

しっかり頭に入れておきましょう。

 

その理由は、食事から摂取したものが、

体脂肪として蓄積されるメカニズムにあります。

 

普段の食事から摂取したものは、

まずは、ブドウ糖に分解されて体の各所でエネルギーとして消費されます。

 

この時点で、余ったブドウ糖が少なければ、

ほぼ適正量の食事が摂れたということになりますが、

食べ過ぎの食事をした場合、エネルギーとして使われずに余った分のブドウ糖は、

今度、グリコーゲンとして筋肉や肝臓に貯蔵されます。

 

それでもまだ余ったブドウ糖がある場合は、

脂肪細胞に中性脂肪として蓄えられますが、これが体脂肪の蓄積となって

ポッコリお腹を作り、徐々に肥満体型に変わっていきます。

 

それなら、体脂肪となるこの余分なブドウ糖を運動で消費しようとすると、

まず最初に、筋肉や肝臓に貯蔵されたグリコーゲンが使われ、

それがなくなると、やっと脂肪細胞に蓄えられた中性脂肪が分解され始めます。

 

ようするに、運動を始めた当初は、グリコーゲンがエネルギー源となり、

それを使い果たしたら、やっと脂肪細胞がエネルギーとして使われるというわけです。

 

なので、短時間でちょっとした運動では、グリコーゲンだけで済んでしまい、

体脂肪の燃焼にはつながらないということです。

 

これが体脂肪は落ちにくいという理由です。

 

最も効果的に体脂肪を燃焼する運動として

ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動が挙げられますが、

「20~30分以上継続しなければならない・・・」とよくいわれます。

 

この言葉の意味は、20~30分経って、

やっと体脂肪の燃焼が始まるということです。

 

体脂肪が蓄積して大変なことになる前に、

適正量の食事を摂り、積極的に運動する習慣を身につけましょう。

 

 

 



 

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