運動で自律神経を高めて痩せやすい体をつくる!

 

余計な体脂肪を落として、

モデルさんのような健康的で美しいスタイルになりたいという女性や、

お腹がポッコリと出た中年太りを解消したいという男性など、

誰もが一度はダイエットを志そうと考えたことがあると思います。

 

そんな中、巷で人気のダイエット法といえば、

「バナナダイエット」や「リンゴダイエット」などの1種類の食品だけを

ひたすら食べ続ける単品ダイエットや

摂取カロリーを極端に減らす置き換え食品ダイエット、

それに、食後の血糖値の上昇を抑えるために炭水化物を控える

低糖質ダイエットなどが挙げられます。

 

しかし、これらのダイエット法を実践しても、

なかなか継続するのが難しかったり、

一時的に体重が落ちてもリバウンドしてすぐに元の体重に戻ったりと、

思うように痩せられず、途中で挫折してしまう人は少なくありません。

 

ダイエット法の基本中の基本は、

1日あたりの総消費エネルギー量が、総摂取エネルギー量を上回るという

赤字収支の生活習慣を続けるということです。

 

そのためには、普段の食事量を減らすよりも、

運動して消費エネルギー量を高めるほうが、成功率は高くなります。

 

運動することは、ただ単に消費量がアップするというだけではありません。

 

たとえば、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を行えば、

体脂肪燃焼効果がありますし、

筋力トレーニングで筋肉量をアップすれば、

基礎代謝量が高まって、スタイルも整ってきます。

 

さらに、運動することで、自律神経も高まるといわれています。

 

実は、自律神経とダイエットは、とても深い関係にあります。

 

自律神経は、心臓や肺、胃、腸、肝臓といった内臓から筋肉、血管、汗腺など、

体内のあらゆる機関や組織の働きにかかわっており、

その自律神経は、交感神経と副交感神経の2つに分かれます。

 

交感神経は、活動が活発な日中に、筋肉の活動を高めたり、

心拍数を上げて緊張を高めるなど、昼間の活動中が主な働きとなります。

 

一方、副交感神経は、胃腸の働きを高めて、

眠っている時や体を疲労から回復させている時など、

主に夜のリラックスモードで働く神経です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このように、交感神経と副交感神経は、正反対の働きをして、

どちらも同時にフル稼働するということがなく、

一方が活発に働くと、もう一方の働きは抑制されるという関係にあり、

このシーソーのようなバランスが安定して働いていれば、

健康的な身体が維持できます。

 

そして、体重の増減をコントロールしているのも、

この自律神経といわれています。

 

本来、交感神経と副交感神経のバランスが安定して働いていれば、

食欲が抑制されて、体脂肪燃焼も活発になり、体重も安定して維持されます。

 

しかし、ストレスを過剰に受けたり、運動不足の生活が続くと、

自律神経の機能が低下し、食欲と体脂肪燃焼の働きのコントロールが鈍くなり、

太りやすい体に変わってしまいます。

 

なので、ダイエット効果を確実に得るなら、

自律神経を正常に働かせることを意識しましょう。

 

適度な運動を続けるということは、筋肉だけでなく、

自律神経を鍛えることにつながり、健康的で美しく痩せられるようになります。

 

 

 

 



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