髪のためには質の良い睡眠を十分に取ることが大切!

 

頭皮に負担をかける添加物などが入っていないシャンプー剤や育毛剤を選び、

さらに、頭皮マッサージをするなどの毎日のケアは、

髪が育ちやすい頭皮環境に整えるためには、とても大切なことです。

 

しかし、すでに生えている髪だけではなく、これから生まれてくる髪のために、

あるいは、薄毛、抜け毛の予防のために、体の内側からのケアも必要です。

 

ようするに、栄養バランスの良い食事や質の良い睡眠を取り、

積極的に運動したり、禁煙するなど、規則正しく健康的な生活習慣を送ることが、

健康的で美しい髪につながるというわけです。

 

「健康的な体に健康的な髪が宿る」という言葉を覚えておきましょう。

 

こうした健康的な生活習慣の中で、食事を最優先に考えている人は多いようですが、

実は睡眠が最も大きく影響するといわれています。

 

実際、2~3日くらい、インスタント食品やジャンクフードだけですませても、

次の日に体調が悪くなるということはないと思いますが、

夜更かしして寝不足の日は、

1日中、頭がボッーとして体もだるかったりするものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このように、睡眠不足は、すぐに肌荒れを起こしたり、体調の悪化を招き、

もちろん髪にも悪影響を与えます。

 

よく美しい肌を維持するためには、成長ホルモンが最も多く分泌され、

肌細胞の生まれ変わりが活発に行われる夜10時から深夜2時の時間帯に

熟睡することが大切といわれています。

 

この時間帯は「肌のゴールデンタイム」と呼ばれていますが、

髪のためにも、この時間帯に質の良い睡眠を取ることが有効となります。

 

では、質の良いとは、どんな睡眠なのでしょうか?

 

睡眠は、脳までしっかり休息状態に入っているノンレム睡眠と

体は休んでいても脳はまだ眠りに入っていないレム睡眠の2種類があります。

 

この深い眠りのノンレム睡眠と浅い眠りのレム睡眠は、

約90分ごと交互に繰り返し、最初、眠りに入った時はノンレム睡眠になります。

 

そのため、6時間や9時間といった90分の倍数の睡眠時間が良いとされています。

 

しかし、質の良い睡眠として重要なのは、

最初のノンレム睡眠で、深くぐっすり取ることができるかということです。

 

なので、入眠後、最初にやってくる約90分のノンレム睡眠で熟睡できて、

6時間、あるいは、9時間の睡眠時間が取れたら質の良い睡眠ということになり、

さらに、成長ホルモンは、最初のノンレム睡眠の時に、最も多く分泌されます。

 

ところが、最近は、

ベットに入る直前までパソコンやスマートフォンを見ているという人が多く、

こうした行為は、交感神経を活性化させて、なかなか熟睡できない状態にあります。

 

本来、睡眠に入る前は、日中に体を活発にする交感神経の働きから、

心をリラックスさせる副交感神経にチェンジさせなければなりません。

 

入浴は、ベットに入る2~3時間前に済ませ、

カフェインを含んだコーヒーなどを控え、寝室は静かにするなど、

夜10~深夜2時の時間帯に熟睡できるような環境を作りましょう。

 

 

 

 

 



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