肌の乾燥がニキビの原因に

十代の頃のニキビの原因と言えば、活発すぎる皮脂分泌が主なものでした。

まめに油とり紙を用い、しっかり洗顔をしていればよかったのですが、二十歳をこえると事情は変わってきます。

二十代から三十代にかけてできるニキビは、十代のそれとは逆に、肌の乾燥が原因となっていることがほとんどなのです。

年とともに皮脂分泌が衰えているのにいつまでも十代の頃と同じようなスキンケアを遂行していたり、働き始めて一日中空調のきいたオフィスにいるような生活をしていたり、ダイエットで栄養が不足していたり、ストレスが溜まっていたり、メイクや喫煙や飲酒の習慣ができることで肌はみるみる潤いをなくしていきます。

水分、油分、両方の分泌が極めて少なくなってしまうので、肌は自分を守ろうと、必至に油分を出し始めて結果的にニキビになってしまうのです。

これを解消するためには、肌が、水分油分ともに、本来必要な量だけを分泌できる状態にもっていってあげること。

スキンケアは潤い重視のものにかえ、ダイエットはほどほどに、メイクしてもダブル洗顔はやめるなどして、肌本来の潤いを保持するように努めてみてください。

過剰な油分とその背後にあった乾燥がおさえられるようになって、ニキビも減っていきます。

 

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