酵素を摂取して代謝アップ

人が活動するために必要なエネルギー源は、たんぱく質、炭水化物、脂質の三大栄養素です。

これらの栄養素は小腸で単一の物質に分解されたあと、体の各細胞内でエネルギーとなりますが、その過程を糖代謝や脂質代謝と呼びます。

そして、代謝において大切な役割をするのが酵素です。

酵素は、食べ物をエネルギーへと変換する代謝酵素と食べ物を消化する消化酵素があります。

それぞれに欠かせない存在で、一種類だけでなく何十種類もの酵素が代謝や消化に関係しています。

しかし、人間が体内で1日につくれる酵素量は限られています。

限られた範囲内で代謝酵素と消化酵素がつくられていますが、どちらかに使うと一方で使う量が減ってしまいます。

そのため、外部から酵素を摂りいれることで代謝をアップさせることが重要です。

野菜や果物、肉、魚などには自己消化する働きを持つ食物酵素が含まれています。

食物酵素を摂りいれることで、人のもつ消化酵素を使う量が減り、その分を代謝酵素にまわすことができます。

しかし、食べ方にコツがあります。

食物酵素は48℃以上に加熱すると死滅するため、生で食べることが必須となります。

生野菜や果物、刺身を食べることで、酵素を摂取し、代謝をアップさせましょう。

また、野菜はすりおろすと細胞が壊れて酵素が活性化します。

より代謝を上げるために、野菜のすりおろしを食事に取り入れましょう。

納豆や味噌、ヨーグルトなどの発酵食品は酵素が活性化しています。

腸内環境を整える働きもあるので、代謝アップにつながります。

 

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