白ニキビと黒ニキビ
白ニキビと黒ニキビは、ニキビの初期の段階ということができます。
毛穴に余分な皮脂や古い角質、メイク残り、ホコリ、雑菌、産毛などがつまって上手く出られなくなった状態が白ニキビで、毛穴の出口にそのつまったものがちょっと顔を出しているのが特徴です。
正しい洗顔と規則正しい生活を心がけていれば、この白ニキビは自然にぽろっととれて治っていくのですが、それがうまくいかないと、皮膚から飛び出した部分が空気に触れて酸化し、黒ずんでくることがあります。
これが黒ニキビと呼ばれる状態です。
肌の上で、ごま塩のようにつぶつぶと目立つようになります。
しかしこの段階でも、きちんとしたスキンケアを心がけていれば、自ずと解消されていくことが分かっています。
白ニキビや黒ニキビは、ちょっと指でおしだせばすぐに芯がとれそうなのでつぶしてしまう人も多いようなのですが、意識的につぶすことによって指の雑菌が毛穴に入ったり、つぶれてはじけたアクネ菌が周辺の皮膚に散らばったりすると、逆に酷いニキビができてしまうことがあるので、絶対にやめましょう。
どうしても治らなくて赤ニキビに発展してしまいそうなときは、やさしいピーリング剤を使用するのが有効です。