摂取カロリーを減らすよりも消費カロリーを増やす!

 

世の中にはさまざまなダイエット法があり、

これからダイエットを始めようと考えている人からすれば、

どのダイエット法を選べば自分に合った手法で確実に痩せられるか・・・

と迷うことが多いのではないでしょうか。

 

しかし、これだけ多くのダイエット法が氾濫しているにもかかわらず、

また次から次へと新しい手法のダイエットが登場しています。

 

このようにダイエット法を選択するだけでも悩むような状態なので

ダイエット法の理論もとても難しく思われがちですが、

ダイエット法の基本中の基本は、

1日あたりの総消費カロリーが総摂取カロリーを上回るという

赤字収支の生活を送っていれば痩せるというとてもシンプルなものです。

 

ですが、

朝食や昼食を抜くなど大幅に食事量を減らすという無理な食事制限だけで

赤字収支を作っても、なかなか思うようには痩せられません。

 

また、激しい運動をやみくもに頑張れば頑張るほど

痩せられるというものでもありません。

 

ダイエット法の基本はとてもシンプルですが、

人間の体はそんなに単純ではないということです。

 

そして、食事制限して摂取カロリーを減らすより、

運動などで消費カロリーを増やすという手法が

ダイエット法の基本になります。

 

ですが、一般的にダイエットは食事制限しなければならないという

間違った考えが常識のようになっていますので注意が必要です。

 

明らかに食べ過ぎの食生活から太ってしまった人は、

まず、適正な食事量に戻すために食事コントロールしなければなりません。

 

また、運動ができないほどの太り過ぎや病気などの場合も、

無理のない程度の食事制限が必要ですが、

それ以外の人は食事制限するのではなく、

運動で消費カロリーをアップすることが大切になります。

 

 

実は、運動すればするほど、

ある一定の食事量にコントロールすることが難しくなります。

 

例えば、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は体脂肪を

燃焼する効果が高いので多くのダイエッターが実践していますが、

運動を始めて最初の数分間は体脂肪が燃焼される前に肝臓や筋肉に

蓄えられている糖質のグリコーゲンがエネルギーになります。

 

このように人間の体は糖質が失われると、

それを直ぐに元の状態に戻そうと反応します。

 

すると、

糖質を補うために、ご飯やパン、麺類、お菓子などの炭水化物が

食べたくなるわけです。

 

さらに、

1時間ほどジョギングしてたっぷりと汗を掻けば頑張ったご褒美として、

甘い菓子パンを一つくらい食べたくなるものです。

 

しかし、菓子パン一つでも、

多いものですと400キロカロリー近く摂取することになるので、

せっかくの運動が何の意味もなくなってしまいます。

 

健康的に痩せるには食事制限して摂取カロリーを減らすよりも、

運動で消費カロリーをアップするダイエット法が理想的ですが、

それと同時に食事コントロールする難しさも

頭に入れておかなければなりません。

 

WS001017

 

 

 

 

 

 

 

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