女性の薄毛は原因や進行パターンなど、男性とは違う!

 

脱毛症は、ストレスが原因で突然、髪が抜け落ちる円形脱毛症や

抗ガン剤を使用して、その副作用で多量の抜け毛が発生するなど、

ヘアサイクルの成長期にある髪が抜け落ちる症状の成長期脱毛と、

ヘアサイクルの成長期にある髪が休止期に入って抜け落ちる症状の

休止期脱毛の2つに分けられ、

男女とも、薄毛、抜け毛のお悩みは、

ほとんど後者の休止期脱毛になります。

 

しかし、男性と女性の薄毛は、

発症する原因や進行パターンは違います。

 

薄毛で悩む男性は、

国内で1000万人以上もいるといわれていますが、

そのほとんどはAGA(Androgenetic Alopecia)と呼ばれる

男性型脱毛症で、この脱毛症の原因は、

男性ホルモンのテストステロンが深く関係しています。

 

もともとは髪を育てる働きをしているテストステロンですが、

毛根の近くにある皮脂腺から分泌される「5αーリダクターゼ」という

酵素と結び付くと、

ジヒドロテストステロン(DHT)という成分に変化し、

さらに、毛乳頭にある受容体と結合すると、

毛乳頭と毛母細胞の働きを抑制するようになり、

その結果、ヘアサイクルが乱れて、まだ成長途中の細い髪が突然、

退行期や休止期に入って多量の抜け毛が発生するようになります。

 

そして、この脱毛症が発症すると、

額の両サイドから生え際が後退する「M型」、

額の中央から後退する「U型」、

頭頂部から薄くなる「O型」、

前頭部と頭頂部の両方から薄くなる「混合型」の4パターンで進行し、

最終的には、側頭部と後頭部を残して、ハゲ状態になります。

 

一方、女性の場合は、生活環境に大きく影響され、

睡眠不足、栄養の偏り、ストレス、紫外線、喫煙、

間違ったヘアケアなど、さまざまな要因が絡み合って発症し、

「びまん性脱毛症」というタイプが

女性の薄毛の代表的なものになります。

 

また、出産経験者の約4割の女性が発症するといわれている

「出産後脱毛」、または「分娩後脱毛症」

と呼ばれている症状があります。

 

この脱毛症は、

妊娠によるホルモンバランスの著しい変動が原因で、

女性ホルモンの「プロゲステロン」が関係し、

特に産後に、成長期にあった髪が急に休止期に入ってしまい

一時的に多量の脱毛が目立つようになるというものです。

 

基本的に、一過性のものに過ぎず、

1年前後ほどで自然に回復しますが、

抜け毛の多さによる不安や子育てによるストレスなどが原因で

「びまん性脱毛症」にかかってしまうケースもあります。

 

 

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その他に、

髪の長い方が、ポニーテールやアップヘアなどの髪をきつく縛り、

引っ張られることを長い間続けていることで頭皮に負担がかかり、

その部分が抜け毛になる「牽引性脱毛症」、

過剰な皮脂の分泌の影響で頭皮の炎症が起こり

抜け毛が発生する「脂漏性脱毛症」、

多量に出るフケが、毛穴を塞いでしまうことが原因で起こる

「ひこう性脱毛症」などが挙げられます。

 

「びまん性脱毛症」の進行パターンは、

男性型脱毛症とは違い、髪全体が徐々に平均的に薄くなりますが、

男性のようにハゲ状態にはなりません。

 

このように、男性の薄毛と女性の薄毛は、

原因やタイプ、進行パターンが違いますが、

男性型脱毛症は、遺伝的な要因が強いため、

治療はなかなか難しいとされています。

 

実際に、市販されている育毛剤をいろいろ試してみても、

なかなか効果が得られない・・・という男性は少なくないようです。

 

しかし、女性の薄毛の場合は、

まず、乱れた生活習慣を見直して、毎日、十分な睡眠を取り、

栄養バランスを考えた食事を摂って、

しっかりとした正しいヘアケアを続ければ、効果がでやすく、

薄毛や抜け毛を改善できる確率が高いとされています。

 

 

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